全スポリハーサル大会


2013年5月、全国障害者スポーツ大会のリハーサル大会(東京 三鷹)に出場しました。


アーチェリーの大会は、通常は一番短い距離でも30m的です。

視覚障害のある私には、普通の的で、普通の装備で30mを狙うのは無理!

そんな中、このリハーサル大会は12m的でも出場でき、パラアーチェリーのトップクラスの選手たちと並んでシューティングラインに立ち(←遠いけど)、同時に射ができるという、私にとって2度とないであろう機会でした。

それはもう多くの人達に、書ききれないほどたくさんお世話になり、素晴らしい体験ができました。



12m的。

いつもの練習場では、的の一部を黒く塗って打っていました。

でも大会ではそれは違反です。

そこで初めて「エイムオフ」という方法をとることにしました。


唯一そこそこ見える黒い部分(3点、4点部分)にサイトを合わせるのです。

この黒い部分は丸ではなく、外周に近い輪っかです。

私の見え方では、ボンヤリ見える黒輪っかの一部に、「この辺が右端かな?」とサイトを合わせる感じです。

右端や左端を狙うと矢が縦に広がり、上端や下端を狙うと矢が横に広がるという問題が発生しましたが、それでもこの方法ならば規定の的で射が出来ました。


さて、大会は3射2分。12mW。

くどいようですが、的に刺さった矢は見えません。

練習時ならば自分で行く矢取りも、大会ではボランティアの方がやってくださるので、私は一切、矢を見ることができません。(一応スコープは立てていましたが)

そこで、協会の前会長氏が介助者としてついて下さり、3射打ってウェイティングゾーンに戻るたびに、矢の刺さった場所を示してくれました。


前もってこのような用紙をたくさん作っておきました。A4用紙に2的(10点から6点まで)を印刷しました。

3射ごとにその結果を視覚で確認できたので、とても良かったです。

唯一のハンディキャップは、電光表示されているらしいタイムが見えないこと。

残り時間が分からないのでタイムオーバーを恐れ、風が強い時でも止むのを待てずに打ってしまいました。

でもこの問題に関しては、普段の練習を工夫することで、2分や4分の感覚に慣れられるのだろうと思います。


緊張など微塵もせず、最高に楽しい気持ちで終えた大会結果は、前半317点、後半319点。

私のレベルと、初めての大会出場という状況からは「まあ、ベストかな」というものでした。



申込みから準備、練習、荷物、当日の移動、体調面のケア、精神面のケアまで、先輩方にたくさんたくさんお世話になりました。

リラックスして楽しく過ごせたのは、皆さんのおかげでした。

付いてくださったボランティアの方も優しい方で、心地よく射が出来ました。

青空と風が気持ちよかった。

貴重な経験をさせてもらいました。


写真を撮っておけば良かったと後悔!!


© Junko Honma 2014